2020.01.18
災害時備蓄食提供訓練
カテゴリー:
1月17日(金)昼食時を利用して災害対策「備蓄食提供訓練」を行いました。様々な災害で外部とのライフラインが寸断され、施設が孤立してしまった場合に備え、最大3日間(9食)分の飲料と食事を備蓄しています。それらを実際に提供するための訓練です。
まずは備蓄倉庫から飲料と食料、カセットコンロや燃料、使い捨ての食器などを搬出します。また厨房からは利用できる調理器具やトレーなどを。今回は3Fの花ユニットで調理するためこれらを3Fまで階段を使って運搬します。
カセットコンロで炊飯用の湯を沸かします。右の写真は米。「α化米」と云ってフリーズドライのような状態の米です。水もしくは湯を入れるだけで米飯が出来上がります。今回はこの米の一部を使って炊飯器でお粥も炊きました。ところが、炊飯器を2台使用したためブレーカーが落ちると云うハプニングがあり、少し慌てましたがこれも勉強です。
ミキサー食の方にはこちらのレトルト食品。ペースト状になったお粥とおかずです。
それぞれ出来上がったら器によそいで各ユニットに分配します。
今回は、ごはんといわしの味噌煮の缶詰ととろみのついたリンゴジュースでした。普段とは違い味の濃いおかずだったので、思いの外入居者の皆さんの反応も良く、好評でした。
一番いいのは災害が起きないことですが・・・備えは大切です。元気の会では4か月に一度こうして訓練を行い、もしもの時に備えています。
Chef